まだ名前のないチビちゃんの事

 
 順調だったエレナの子に異変がおきたのは生後18日目の事でした。
気に入っていた女の子が急に母乳を飲まなくなってしまったのです。
前の日まで良く飲んで1番大きかったのに 今までの経験を思い返してもこんな事は初めてでした。
本人は飲みたいのだけれど気持ちが悪いと言う感じでおっぱいを前にするとあくびして吸い付けないという感じでした。
 翌日獣医さんに診て貰い血液検査をしたけれど 特に異常はない 様子を見ましょう と言うことで帰って来ました。
でも何日たっても自分からは飲もうとしません。
カテーテルで無理やり飲ませても自分で飲むほど沢山は入れられず もちろん離乳食も口に入れてやっても全部吐き出してしまいます。
そのうち元気もなくなって一人寝ていることが多くなって また病院へ
今度の血液検査は項目の半分以上が普通より高くびっくりしてしまいました。白血球の数値も大変高く なんでこんなになるのかわけがわかりませんでした。
 10日間も体重が増えていないので とにかく栄養を取ること それに抗生剤を飲ませる事でもう一度検査しましょうとアドバイスをもらいました。
 adの缶詰をカロリーエースのミルクでといて流動食を作って シリンジで口に流し込み あとミルクを飲ませ 毎日体重をチェック  抗生剤がきいたのか母乳は飲めるようになりましたが 30日になっていましたから 他の子はフードを食べてどんどん大きくなっていて 自分でフードを食べないその子はあっという間に みんなから体重の差をつけられてしまいました。
いつまでたってもまったく食べ物に興味を示さず このままいったら育っていくのか 先の見えい不安でまた病院へ
原因がはっきりしないため大学病院を紹介していただき 翌日日大へ。
そこでの検査で白血球が前日より極端に下がっている パルボの疑いがあるとの事で結局入院になってしまいました。
まだ40日の幼い子を置いてきて心配でその晩はで寝られませんでした。
 さいわい輸血ですぐ回復に向かっているとの連絡で安心。5日後もう退院できますよとの連絡で病院に迎えにいって待合室で待つ事1時間 遅いなーといらいらし始めた頃よばれて 診察室へ入ると 子犬は診察台の上で心臓のモニターに繋がってぐったりしていました。
 当然元気な顔しか想像していなかったのでびっくりして聞いてみると ケージから出して抱き上げた瞬間腹痛を起こし強いショック状態におちいり 一時的に低酸素状態になって歯茎が真っ白になったので酸素を吸わせ 今やっと少し落ち着いたのだそうで 思ってもいない状況に言葉がありませんでした。
「ブリーダーは面会に来ないで下さい」といわれ6日も会っていなかったのに あまり大きさも変わってなくすこしがりがりしているようにも思えて先生に3回食事をあげてくださいとお願いしました。
診察台の上で寝ている名無しのチビちゃんに「今日お迎えに来たのにどおしたの?頑張って元気にならないとおうちに帰れないよ」と話かけると わずかに目をあけて数回しっぽをふってくれました。
私には「わかった。頑張るよ」と言ってくれたようで すこし気持ちがが落ち着いてチビちゃんを先生にお願いして帰宅しました。
 それから病院ではバリウムを流して消化管の検査をしたりしましたが、癒着しているかもしれないと言うことでしたがその後また元気がもどりその5日後無事退院。
迎えにいってチビちゃんを受け取りケージにいれてやると 中のおもちゃで遊んでいる様子 ケージが左右に揺れるほど元気に遊んで 来た時箱の中では寝てばかりいたのを思い出し思わず笑ってしまいました。
 結局なぜ母乳が飲めなくなったのか本当にパルボだったのか(私は今でもちがうと思ってます)わからずじまいですが まったく自分からフードを食べなかった子が帰ってきてがつがつ残さずフードを食べて 外のサークルでおもちゃをくわえて走り回っている姿を見て 元気になればそれでいいか・・と思う事にしました。
 800gの小さい体で最初の病院から検査や治療に耐えて頑張ったチビちゃんに比べて この子は育たないなとあきらめてしまった私はおおいに反省させられました。
今度は早くいい名前を考えなきゃね チビちゃん

  お気に入りのベットでお昼寝
      お菓子の空き箱です。